現代社会から異世界へ転生する物語。ただし、主人公が強い能力を授かり敵を倒していく物語ではなく、主人公が異世界に宗教という概念を持ち込み、支配力を高めていく物語になっています！
ポイント
- 「神無き世界のカミサマ活動」の簡単なあらすじ
- 「神無き世界のカミサマ活動」のおススメポイント
作品、あらすじ紹介
作品について
■ 作品名：神無き世界のカミサマ活動
■ 発売日：2020/2/5
■ 出版社 (掲載誌)：ヒーローズコミックス
■ ページ数：212
サブタイトル
第1話 異世界だからエロ本を買いに行った話
第2話 異世界だから推されない話
第3話 異世界でも信者を集める話
第4話 邪宗門を地で行く話
第5話 異世界でもやっぱり崖っぷちな話
『神無き世界のカミサマ活動』
というタイトル通り、主人公であるユキトこと、卜部 征人(うらべゆきと)が、神様を祀り宗教を布教していく話です。
この ユキト 、現実世界では怪しい宗教の教祖の息子という特殊な生まれです。
激しい修行を強制させられ、海に落とされる ユキト 。
意識を失い、目が覚めたらそこは異世界。しかもこの異世界、どうやら「神」という言葉が存在しない世界のよう。
ユキトはその異世界で、現実世界の知識を使いながら楽しく暮らしていた・・・ある事件が起きるまでは。
ユキト は絶望する。その絶望の果てに求めた神が、 ユキト の前に現れた。しかもその神は、現実世界で ユキト の家(教団)が信仰していた神・ミタマであった。
おすすめポイント
ユキトは実家が怪しい宗教の教祖という特殊な環境にいたせいか、周りから煙たがられ、「次第に神なんていない」 という考えを持つようになりました。
しかし、異世界での死に間際に、嫌っていた神に救いを求める ユキト 。神を嫌っていても心のどこかで、神なら救ってくれるという思いがあったのでしょう。
ミタマの可愛さ
死の間際に呼び出した神の名前は「ミタマ」
このミタマという神は、ずっと ユキト を見守っていたと言い、 ユキト を非常に溺愛している様子でした。何と言いますか、 ユキト にものすごく懐いているペットのようです。
というのも、このミタマ。容姿は幼女であり、どこか愛嬌のある姿なのです。そんな神であるミタマが、 ユキト を無条件で助けるわけですが、最初に ユキト の命を救い、敵を倒すのに力をほとんど使ってしまったようです。
異世界にはミタマの信者がいないから、というのが理由。神であるミタマは信者の数で力が違ってくるのでした。
物語の展開
なので、ミタマの力を大きくするために、 ユキト は異世界でミタマの信者を増やす行動を始めます。ここが主人公の行動指針であり、目標となり、今後の物語が展開するようです。
を始めます。ここが主人公の行動指針であり、目標となり、今後の物語が展開するようです。
ここが他の異世界転生とは違う、面白い観点かなと思います。
神が存在しない、現実世界とは異なる価値観の異世界で、どう宗教（ミタマ教？）を広めていくのか、今後の展開が楽しみな作品です。
書籍関連情報
現時点(2021/02/19)で、本は３巻まで出版されているようです。
まとめ
以上で、今回の記事は終わります！ 本記事では「 神無き世界のカミサマ活動 」のあらすじ・おすすめポイントをまとめてみました！
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