【感想】『不死身の特攻兵』~おススメ漫画紹介~

「不死身の特攻兵」を買おうか悩んでいる人に向けて、「不死身の特攻兵」のあらすじや感想・見どころをまとめてみました。

なるべくネタバレ無しで進めていくので、「ネタバレ見たくないよ」という方はご安心ください!!!

太平洋戦争末期、佐々木友次という飛行機に憧れた男が、9回の特攻命令で、9回とも生きて帰ってきました。そんな彼が同じ特攻の仲間たちと、激動の時代に、何を思い、どう生きていったかの物語です。

私は帯の文と、絵柄に惚れて、本屋で購入しました。

「不死身の特攻兵」を買おうか悩むな・・・

購入前にあらすじ、見どころが知りたいな・・・

軍人として飛行機に乗るまで

物語の主人公である佐々木友次は、田舎に生まれます。

小さい頃から、彼はご飯の時でも空を眺め、飛行機を見ることが大好きでした。飛行機に乗り、空から大地を見てみたいと思うようになります。

自分で飛行機が作れるかもしれないと、飛行機の仕組みを知るために、必死で飛行機の模型を作っていました。

そんな彼を学校の者は馬鹿にしていました。

しかし、友次の父は、友次の思いを知ると、軍に行きなさいと言いだします!

天才的な飛行能力

軍に入り、もっぱら急降下爆撃の訓練に明け暮れる友次。

急降下爆撃は、敵の戦艦に真上から急降下して、爆弾を当てる技です!

友次は、急降下してギリギリになってから機体を起こす危険なことをしていました。

友次の上官である岩本大尉は、その行動理由を聞きました。

本番では、訓練通りにいかないから、訓練では厳しい条件でやっていると答えます。

そして、自分が飛行機になった感じがして、何でもできる気がしたと言います。

この言葉に、岩本大尉は友次を気に入ります。

下手したら事故死する危険な訓練をするなんて凄いですね!

敗戦の色が濃くなる日本。特攻を命令される

そんな岩本は、軍が特攻作戦を立てていることを知る。仲間と抗議。部下をただ一回の攻撃のために使い捨てることはできない。

しかしその抗議に腹を立てた軍が岩本に特攻作戦を命じる。

快進撃を続けた日本でしたが、敗戦が続き、窮地に立たされます。

そんな時、軍部が命令したのが、「特攻作戦」でした!

これを知った岩本は抗議します。理由は、大切な部下がたった一回の攻撃で命を落とすのが納得いかず、自分の優秀な部下なら、一回の出撃で、数体の戦艦を沈めることができると思っていたからです。

確かに優秀なパイロットが成功するかも怪しい特攻を仕掛けてしまうのは・・・

特攻を知った岩本の部下たち

しかし、岩本の抗議を煩わしく思った軍の上層部は、岩本とその部下に特攻命令を下します。命令に背くことはできず、岩本の抵抗虚しく、岩本隊は特攻を行うために、フィリピンに向かいます。

そして、岩本は部下たちに特攻作戦を告げるのです。部下は絶望します。

確実に死ぬと分かる作戦に、部下の心に動揺と恐怖が生まれました。

しかも、戦闘機についた爆弾は、機体にグルグル巻きにされ外すことはできません。パイロットたちは確実に己が死ぬのだと理解してしまいました。

このあたりのパイロットの心境が胸に刺さりました・・・

実際に行われた特攻の軍人の心境とは?

最後は、岩本隊とは別の特攻部隊である敷島隊が出てきます。

彼らも不本意ながら、特攻作戦を命じられ、敵戦艦に体当たりをしかけました。

この時の、敷島隊員は特攻作戦前に穏やかな表情を浮かべていた。しかし、一人で零戦に乗り込み、特攻を仕掛ける直前の、隊員の本当の顔と心は誰にも分からない。

この文に、心を打たれました。

出撃前は、仲間あるいは己を鼓舞するため、笑顔を浮かべている隊員。しかし、爆弾抱えた戦闘機の乗った時、本当は死にたくないと思っていたのか。逃げ出したいと思っていたのか。家族を思い出していたのか。

そう考えると、胸が痛くなります。

まとめ

純粋に飛行機に憧れた佐々木が、特攻作戦をするために飛行機に乗った訳じゃないと苦しむ姿。

特攻に反対の岩本が、上からの命令に従い大切な部下に特攻作戦を命ずる心境。

他にも、特攻を命じられた隊員の心の内

これらが、とても印象的で、引き込まれました。

「不死身の特攻兵」は、特攻作戦と命について、男たちの葛藤と恐怖を描いた熱い漫画です。

是非、この記事を読んで頂いた方には、「不死身の特攻兵」を手に取ってもらいたいです!

以上です!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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