【会話に困ったらすべき事】
あまり話したことのない人との会話に困ることはありませんか? 本書ではその悩みを解決する術があります!!!
目次
はじめに
盛り上がるネタがない・・・
会話の沈黙が辛い・・・
そんな悩みを解決する手立てが本書にあります!!!
相手との会話は『気持ちをオープン』にした会話を意識
話す力とは、自分の気持ちや相手の気持ちを考えて、やりとりできる力です。
引用:「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール」より
本書では、相手との会話において、大切なこととして、『気持ちをオープン』にした会話をあげています。やはり、どのような相手でも自分自身のいわゆる人間性を伝え、相手が自分のことに親しみを感じてもらうことが大切になってきます!!!
どのような他愛もない会話だとしても、相手はあなたの気持ちを知りたがっているのだと頭に置いておきましょう。
伝える感情はささいなものでも可
自分自身の人間性を伝えるって言われても・・・
こう考える人もいるかと思います。そんなに日常のなかで感情の起伏なんてないかもしれません。しかし本書では、ささやかや気持ちで十分だと話しています。
日常で感じたささやか気持ちを、実際に起きた出来事(事実)とからめて話すことで、誰が聞いても安心して受け入れてもらえて、相手はあなたという人間に好意的な感情をいだくでしょう!
あなたはこの1週間で「ちょっとだけムッとした事」「ちょっとだけ悔しかったこと」はありませんか? 思い出してみましょう。どんな気持ちでもけっこうです。それらを題材にしてみましょう。
引用:「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール」より
ほっとしたこと、さびしかったこと、素直になれなかったこと。などなど自分の気持ちがちょっとでも動いたことを記憶しておきましょう。
どんな人でも、一日のうちでちょっとでも感情が動くことは数回あるはずです! 重要なのはわずかな感情をつかまえているかどうかです!!!
会話のネタは普段の日常
話す話題にうまくオチをつけないと・・・
という風に、会話を盛り上げようと盛り上げようと考えてしまうと、いい話題はなかなか思い浮かびません。
会話の話題というのは、取るに足らない小さなことでいいのです。そう、あなたの「何気な日常」に「いい話題」が潜んでいます。
引用:「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール」より
筆者は言います。
あなたの普段の日常、普段の行動が面白い会話のネタになることがあります。自分には当たり前のことでも、相手にとっては意外と思われることがり、この「違い」が会話のネタになるのです。
だから、会話に困ったら、自分の日常を思い出し、話してみるのが一番ですね! けれど、~~だった。で終わりではなく、もっと丁寧に詳しく話した方が伝わりやすいです。「どれくらい、具体的には何を」という観点を持つことが大切です!!!
女性との会話では自分の弱さを語ってみる

本書には女性との会話に困った場合を想定した内容も書かれています。
女性との会話で困ったら、自分がいかにモテないかを上手にエピソードにできたら、モテるようになりますよ。
引用:「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール」より
女性との会話に困るという男の悩みが多いから、筆者は答えてくれたのでしょう。
筆者はこのように説明します。
自分の「弱さ・コンプレックス」は、自分自身の持ち味になります。自分の至らない点を面白おかしく語ってくれる人だと、相手は気持ちが楽になり、心を開いてくれるでしょう。
それは当然!
自分の気持ちを隠すような人とは、あまり付き合いたいとは思いませんよね? 不安に思うでしょう。
自分の弱さを話すだけで、相手にとって自分が魅力的に映ること間違いなしです!!
たとえば、「仕事が嫌い」というコンプレックスがあるとします。
相手と話すとき、ただ単に「仕事が嫌い」で終わらすのではなく、どれくらい仕事が嫌いか話すと良いでしょう。(例:仕事のことを考えるとお腹が痛い)
会話を盛り上げるネタは生の体験
実体験に勝る面白い話はない。
引用:「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール」より
会話のネタのなかで、一番面白いと感じてもらうのは、『生の経験から語られる話』です。
語る人にとっても、自分の実体験なので気分がノって話すことができますし、聞き手にとっては、自分では経験したことのない生の声を聞くことができるので、興味をいだきます。
こうした話題を見つけるためには、人との関わりを持つことが大切だと筆者は言います。
人と関わることで、いろいろな経験ができるものです。
会話を一番盛り上げるネタを見つけるためには、人と積極的に関わっていき、素晴らしい体験を増やすことが一番ですね!!!
基本情報
- 書籍名:誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール
- 筆者名:野口 敏
- ページ数:240
- 出版社:すばる舎 (2009/7/21)
筆者情報
経営者に必要なコミュニケーション力、営業力、スピーチ力、夫婦・親子間の会話など、コミュニケーションに関するあらゆる分野のスペシャリスト。大手企業の社員教育、青年会議所、高校生の就職対策実習など幅広い講演活動も行っている。2009年に出版された「誰とでも15分以上会話がとぎれない話し方 66のルール」(すばる舎)がベストセラーとなり、話し方本の金字塔となる。
引用:Amazon.co.jp
まとめ

- 相手との会話は『気持ちをオープン』にした会話を意識
- 伝える気持ちは日常的な『ささいな感情』でも良い!
- 自分の弱さを、面白おかしく語る
- 一番盛り上がる会話のネタは実体験