【感想】「私の少年」のレビューと見どころ紹介~累計70万部を突破した魅力とは?

漫画「私の少年」の魅力をご紹介!

「私の少年」を購入しようか悩んでいる人

というかたむけに、なるべくネタバレ無しで、「私の少年」の魅力をレビューしていきます。

是非、ご覧になってみて下さい

基本情報

  1. 書籍名:私の少年
  2. 著者:高野ひと深(たかのひとみ)
  3. 出版社:双葉社→講談社
  4. 出版年:月刊アクション(双葉社) 2016年2月号

 

あらすじ

スポーツメーカーで働く30歳、多和田聡子。彼女はある日の夜、公園でサッカーの練習をする12歳の少年、早見真修と出会い、サッカーを教えることに。この出来事がきっかっけで二人の交流が始まります。

そんな聡子と真修には、それぞれ胸の内に暗い影があります。元恋人が上司という職場で働く聡子。働くばかりの父親から愛をもらえない真修。そんな悩みは次第にお互いの存在によって癒されていく話です。

こんな人に「私の少年」を読んでほしい

  • 虚しさを抱えて生きている。
  • 心に触れられたくないものを抱えている。
  • 心のどこか孤独を感じている。

上記のような方になら、真修に接していく聡子の心情を理解し、真修の影響で変化していく聡子と同調できるかと思います。

見どころ紹介

聡子のキャラクターを表すシーン

聡子の職場には元恋人の上司椎川がいます。想像すると結構気まずいですよね・・・

けれど意外と聡子の方は仕事と割り切り、彼とは必要以上に近づくことはしません。

ただ上司の椎川の方はそうでもなさそう。職場なのに"聡子"と名前呼び。聡子と必要以上に距離を詰めようとします。

仕事はできるインテリの外見でイケメンですが、何だか少し粘着質そう・・・

率直な感想です。

そしてその上司は、聡子に対して酷い仕打ちをします。ネタバレになるので詳しく書きませんが、どうしてその行動をとったのか理解に苦しむものです。

聡子を驚かせたかったのか。悲しませたかったのか。どちらにせよ聡子に何かしらの影響を与えることを期待していたのでしょう。読んでいて、器の小さな男だなと、正直思いました。

長くなりましたが、その酷い仕打ちを受けたシーンが、聡子の特徴を表していると思います。読んでいて感じた聡子の特徴は、自分の心に蓋をして、感情を表に出すことを我慢するところだと思います。

ふざんけんなって、怒っても良いはずなのに、聡子のとった行動は取り繕った祝福と笑顔でした。ここに聡子の特徴が詰まっています。

この作品で一番伝えたいシーン

元恋人、椎川からの酷い仕打ちを受けた聡子。

父親からの制限と無関心に苦しむ真修。

この二人の胸の奥に秘めた思いが、ついに溢れ出てしまいます。

お互いの心の傷跡を埋めるように、二人の心が触れ合ったシーンがありますが、そこが、この一巻で一番伝えたいシーンだと思いました。

このシーンによって、互いの距離が縮まり、二人の物語がはじまる! という始まりのシーンでもあるので、ここは是非、読んでほしいです。

一巻のしめ

真修は、聡子が誰にでも優しくするのだと思っていました。

そして、自分もそのうちの一人だと。

しかし聡子はそんなつもりじゃありません。真修だからこそ、ここまで色々と世話をしてきました。

そのことを知り、与えられた優しさに感謝し、嬉しくなる真修。それは母親からの愛情の欠乏からか、母性を求めているからなのか、まだわかりません。

しかし確実に聡子を特別な存在だと認識した重要な場面だと思います。

読了後の気分

  • 人生や仕事に対し、不毛で孤独だと感じる人には、聡子の心境が、心に刺さる。
  • 自分の感情や思いを我慢している方は、真修の純粋さや可愛さに癒されます。
  • 大人の聡子が、どう真修に向き合うか、接するか、四苦八苦する姿が見ていて微笑ましい気持ちにさせてくれます。

最後に一言

大人と子供の恋には、世間や周囲の人間からの風当たりが強い。しかし乗り越えてくれ! 

以上です。気になった方はぜひ↓

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