【ネタバレ・感想】全国大会への準備！「この音とまれ! 」23巻のあらすじとレビュー

こんにちは、
とーまです( @toma_blog10 )です！

この記事では、
「この音とまれ！」23巻のあらすじまとめと私の感想を書いていきます！

こんな人向け

23 巻のあらすじを見て、購入するか決めたいな
感想を共有したい！

23巻のあらすじ

さとわから避けられた愛（ちか）は、手を振り払ったのは彼女に手を出さないためだったと本心を口にしてしまう。

お互いに謝罪した2人だが、さとわは自分の気持ちをしまい込む事に決めて・・・
高校生らしい恋愛事情で、見ていてホッコリ！

そんな中、全国大会の順番と曲が告知される。
愛はさとわの家で各校の曲を聴かせて欲しいと頼むが…!?

「この音とまれ！」23巻の試し読み方法もご紹介していますので、ぜひ最後まで見ていってください！！！

本記事では「この音とまれ! 」23巻のネタバレを含みますのでご注意を

1 【ネタバレ・感想】「この音とまれ! 」23巻のあらすじとレビュー
2 「この音とまれ! 23巻」を無料で試し読みする方法
3 まとめ：【ネタバレ・感想】「この音とまれ! 」23巻のレビューとあらすじまとめ

【ネタバレ・感想】「この音とまれ! 」23巻のあらすじとレビュー

「この音とまれ! 」23巻の作品紹介

この音とまれ! 23

posted with ヨメレバ

アミュー集英社 2020年10月02日

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Kindle

サブタイトル

90　揺れる、青

91　約束

92　朝和ぎに、光

93　気がかりな子

94　変わりゆく

95　ディミニッシュコード

前回までのあらすじ

オリジナル曲に苦戦する愛たち時瀬一同

一方、愛とさとわの間では、今だギクシャクした関係が続いていてーーー

「この音とまれ! 」23巻のあらすじ

【揺れる、青】

さとわの手を振りほどいた訳を、勢い余って言ってしまい、さとわに謝った愛

「私、最低っ！愛に、また謝らせて・・・」

と、さとわは後悔

激しく後悔した後、もう自分勝手な感情を部活に持ち込まない！、と決め、愛にも謝罪

２人の関係は、ひとまず修復されました

全国大会の演奏順も発表され、ソワソワする面々だが、まだ自分たちの演奏が完璧とは程遠く、どうすれば良いのか悩んでいました

そんな課題解決の糸口を見つけるため、さとわの家に向かいます

【約束】

さとわの家に行き、曲を探す愛

さとわの母と話していくなかで、音符と音符の間について悩んでいる愛に母は、「さとわのことをどう思っているの？」

と問い、愛は自分の思いを語ります

「・・・ねぇ久遠君。話してて気が付いた？あなたの言葉と言葉の間。その間に、たくさん久遠君の想いと優しさが詰まっていたわよ」

間、というのは、聞こえなくても、人の心に届くもの

さとわの母は、琴(音楽)でも同じことだと言っているんです

母と愛の会話を聞いていたさとわは帰り際、

「全国までに私に追いつくって約束覚えてる？・・・・・・はやく、私に追いついてね」

と愛に告げたんです

「当たり前だ！」と愛も力強く返しますーーー

【朝和ぎに、光】

愛は、前に進むエネルギーを得て、朝早く学校に来て、練習に励みます

そんな、前に進む一同を前に、

ヒロはさとわと愛の関係、さとわの心境を心配します。

そして、さとわの話を聞き、自分と同じだと思ってアドバイスをします

「チカちゃんへの気持ち、大事にしていいと思う！部に迷惑とか考えなくていい」

自分の経験があるからこそのヒロの発言。自分と同じ辛さを経験してほしくないヒロの優しさが伺えます

ヒロのおかげでさとわは、自分の気持ちに素直になろうと思ったのです

【気がかりな子】

昌には気がかりな子がいた。

そしてそれは、百谷が感じている懸念と同じでした

【変わりゆく】【ディミニッシュコード】

曲を合わせた時の違和感は、１人の部員に原因がありました

けれど、それを直すためには、根本的な問題を解決する必要があるため、時間がかかってしまいますーーー

そこで動いたのが百谷！

百谷が、前だったら考えられないほど、部のため、部員のために何かをしようと動いてくれたおかげで、
皆の音がハマっていき・・・・・・

▼「この音とまれ！」24巻のあらすじ、感想記事

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「この音とまれ! 」23巻の感想

さとわが、愛のことを、強く意識しているのが伝わってきますねー

それが恋だよ、って教えてあげたいんですが、当人たちが気づくことに意味があって、周りがとやかく言うことではないですね（笑）

あと、百谷ですよ！

一気に株上がりましたねー！！

部員の想いを尊重し、自分を犠牲にしても、行動できるというのは、すごく立派だし、また絆が深まったかなと思います

「この音とまれ! 」23巻のレビューまとめ

そろそろ、全国大会近づいてきましたね。寂しい気もするけど続きも楽しみです。

ストーリーも、絵も（絵の綺麗さとか構成とか迫力とかどんどんすごくなってると思います）大満足なんですけど、1点だけ気になるのは、泣きすぎかなと。1巻通して泣いているシーンが多すぎる印象です。
最後の演奏シーン、こっちがグッときてるのに、あつむくんの涙で正直ちょっと引いちゃいました。晶先生の涙は共感できるんですけど、なんかうまく言えません＞＜。
日付が変わって読み返したらそこまで気にならなかったので、初見の時だけかもしれません。

今回も、とても素敵な話でした。

半年くらい前に、たまたま読んでドハマリした、この音とまれ！
物語はいよいよ全国大会本番に近づいてるのですが、そこにたどり着くまでの日々をとても丁寧に描いてくださっている作者には、もう脱帽です・・。

そんな中でも、私が大好きなのは、ヒロ。
ヒロは、自分の弱いところを理解してから、まわりにとても優しい。
誰でも弱いところやズルイところがあるのは当たり前だけど、それをまわりが支えあえるのが、まさに部活。
私自身、学生時代に吹奏楽部で経験したことを思い出させる恥ずかしい気持ち、みんなで一つの作品を作り上げる難しさと、喜びを知ってるから、この話にとても共感できます。

願わくば、これから先大きな試練がチカたちを待ってるのかもしれないけれど、その先に全国大会での最高の演奏場面が見られることと、チカとサトワのシアワセを、心から願っています。

全国大会に向け、それぞれの想いがまとまっていく、泣ける巻でした。ホント泣けました。

普段レビュー書かないんですが、待ちに待った最新刊でしかも内容があまりに素晴らしかったので書きます。
心理描写も情景も作画もストーリー展開も何もかもが素晴らしすぎます。
「和」が聞きたくてしょうがありません（あと戯も）
24巻を心から楽しみにお待ちしております。