そんな方におすすめなのが『薫る花は凛と咲く』という漫画です。
世の中には、人の内面を強烈に描く、ドロドロ系の漫画があります。
こういった漫画が苦手だという方は多いでしょう。
その点『薫る花は凛と咲く』はドロドロ系とはかけ離れています。
なぜなら、本作に登場するキャラクターは皆、性根が良い子ばかりだからです!!
そんな本作の魅力を知ってほしく、本記事を書きました。
『薫る花は凛と咲く』のストーリーと魅力をまとめたので、ぜひ読んでみてほしいです!
目次
『薫る花は凛と咲く』の魅力
登場キャラ
- 不良っぽい外見だけど、優しく思いやりのある男子高生(主人公)
- 人の外見への偏見無しで接する優しい女子生(ヒロイン)
ほかの主要キャラクターにも、嫌な人物が一人もいません。
なので本作を読むと、登場キャラクター全員に愛着がわきます!!(誇張無しで)
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『薫る花は凛と咲く』のあらすじ【少しネタバレ】
まずは簡単なあらすじから紹介していきます!!
とある場所に、隣接するふたつの高校があります。
バカが集まる底辺男子校・千鳥高校と、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子。
千鳥高校と桔梗女子高は、犬猿の仲。
ものすごいバチバチしてます。
桔梗の女子生徒が、千鳥高校に向ける嫌いオーラの方が圧倒的に強いって感じです。
強面で物静かな千鳥高校2年・紬 凛太郎は、実家のケーキ屋の手伝い中。
お客として来ていた少女・和栗薫子と出会います。
話をしていると、どうやら薫子は凛太郎に怖さを感じていない様子。
自分を怖く感じない薫子との時間を心地よく感じる凛太郎。
しかし彼女は、徹底して千鳥を嫌うことで有名な桔梗女子の生徒でした。
自分とは関わってはいけない人間だと勝手に線引きをしてしまう凛太朗。
しかし、薫子は、凛太朗が千鳥高校だと知っても、嫌うどころか、むしろ近い高校でも嬉しいと言いいます。
薫子の優しさに触れていくうちに、凛太朗は勝手に線引きをしてしまった自身を反省。
薫子を一人の女の子として接すると決めました。
凛太朗と薫子は、学校外で仲良くなると同時に、徐々に惹かれ合い・・・?!
そんな、“近くて遠い” 2人が織りなす、鮮やかな青春彩る学園物語!!
ぜひお手に取って、読んでみませんか?
『薫る花は凛と咲く』のおすすめポイント
本作を読んで感じたことをまとめました。
優しい世界
主要キャラが皆、優しいんです。
まず主人公の紬凛太朗。
彼は、見た目がイカついし高身長なので、初対面の人には怖がられてしまいます。
ですが、内面はすごく優しい。
友達想いだし、人のために行動できるという漢気もあります。
ヒロインは和栗薫子。
千鳥高校にも、凛太朗にも偏見を持たず、ただ純粋に接してくれる。
優しく、真っ直ぐに見てくれる女の子です。
薫子は、割と最初から、凛太朗に好感度Maxです。
凛太朗ともっと関わりたい。仲良くなりたいという強い想いがあります。
他にも、凛太朗の友達、薫子の友達も出てきますが、皆本性は優しいんです。
キャラクターたちの優しさに触れられる漫画なので、すっごく温かい気持ちになります!
さらに、キャラクターの内面をうまく表現していて、深ぼっているので共感度がえぐいです。
だから薄っぺらい優しさではない。
優しさに厚みが出ている(表現合ってるかな・・w)
凛太朗の変化
薫子と接するうちに、凛太朗は変わっていきます。
容姿のこともあり、凛太朗は、今まで否定的な言葉しか言われてきませんでした。
薫子は桔梗。自分は千鳥。
だから関わってはいけない......と
薫子と、自分は違う世界の人間だと線引きをしていました。
さらに、見かけだけで、怖い人間だと決めつけられてきた経験から、それを毎回否定するのにも疲れてしまい、
何事も頑張る前に諦めてしまう癖がついてしまった凛太朗。
凛太朗は自分を卑下し、優しい性格のため、それを誰にも相談せず、隠し続けてしまっているのです。
そんな凛太朗ですが、明るく前を進んでいる薫子と関わっていくうちに、変わっていきます。
凛太朗も前を向くようになりました。
物語が進むにつれ、その凛太朗の成長模様が伝わってきます。
このように、キャラクターへの共感がちゃんとできるのが、『薫る花は凛と咲く』という漫画を人気にしている理由だと思いました。
『薫る花は凛と咲く』の魅力解説まとめ
この漫画に出会って良かったです!
人の繊細な内面を、すごく丁寧に描いている作品なので、共感がハンパない!!
『薫る花は凛と咲く』が気になっている人は、本記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。